今日の教訓

今日のは私自身に対する、私に向けてのものなので、もしこのページにふらっと来てしまった方がいたら、すいません。他の日をよければみてください。

 

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疑ってばかりの生活もいやだし、人は信じたいと思うけれど今日みたいなことが稀にどかんと起こるから怖くなってしまう。

 

重要なことを決める時、ハンコを押すとき、複数人での確認をする。

信頼できる人からの紹介でも、手放しでは信用してはいけない。自分の目で、もう一度確認する。

 

こうやって書くと普段から心の隅にとめていることだったりもするのに。くやしい。

だからこそ慎重にしていた、はずだった、のに。

ハンコを押す前に気づけたのがよかったところ。でもくやしいし怖いし悲しい気持ちだけが充満している。

社会勉強になった、と父は言ってくれたが、これからの人生ひとりでこんな調子だと怖い。本当に。

いい人ばかりではないのも分かってるつもりだったけど、世の中にはほんと、いろんな人がいる。会社がある。

見極める力と回避していく力。自分の周りには、やっぱり信じれる人がいてほしい。

 

あんまり悔しさや悲しさや怒りの感情は残しておきたくないけれど、教訓なのでここに記しておく。

 

 

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もし、ここまで読んじゃったわよ、大丈夫なのあなた、という方がいたら、なんとか商法やオレオレ詐偽とかではないので安心してください。とにかく将来の私にむけての、教訓。

反応しすぎる

急だったり、大きな物音にびくっとしてしまう。

そういうこともあって気づけばアクション映画やアトラクションからは遠ざかった生活になっている。

電車の中で前の人が大きくくしゃみした。びくっとなった。
あ、また違う人がした。はっとした。人から見たらこのくしゃみの度にびくっとなっている私の様子はどう映っているのだろう。大げさなのか、はたまた気づかれないくらいなのか。
自分でも分からない時と、反応が大きかったときと、あとはもうすぐくるかなーと合わせてびくっとなって自分でおもしろがってる時がある。
一番最後のはタイミングが合わないとちょっとはずかしい。

好きなものは何もかも好きなのか

リサとガスパールが好きだ。

 

こう言うと何もかもが好きだと思われる。絵本もグッズもアニメーションも何もかも。

普通の人はそういうものなのだろうか。そもそも普通てなんだということにもなってくるけれど、一般的に。かくいう私も友達からそう言われるとそう思ってしまうかもしれない。自分で書いていて反省します。

 

 

何年も前、初めてお店でリサとガスパールのキャラクターを見たとき、そのほわほわやわらかそうな、白と黒のキャラクターに思わず友達と一緒にわーっとかけよった。フランス生まれらしくかわいらしさとおしゃれさとがある感じがしてすごく感動したのだけど、あれよあれよという間にすごくみんなの知るキャラクターになってしまっていた。

この時には、なんか有名になっちゃったな、と好きな気持ちがすこし落ち着いた。今から思うとそういう思考ってちょっともったいない。

 

次のきっかけは、よく行く本屋さんにリサとガスパールの原画展の招待券が置いてあったことだ。軽い気持ちで見に行ってみた。すると、最初に見た時のあの感動が蘇ってきた。原画の筆のタッチと温かさと、リサとガスパールのつぶらな瞳とやわらかそうな動き出しそうな感じが心に波のように押し寄せた。

 

うわわわわ、めっちゃいい!!

感動した。

 

絵本を見たら、原画とはすこし印象が違っていた。トリミングがされていたり、紙に印刷することでどうしてものっぺりしちゃうというか、やっぱり直に原画を見るのは違う。

絵画を画集で見るのと実際に見るのとが違うように。

 

そして、絵本はやっぱり、子ども向けにしてあるのだろうか、太字で書かれた日本語の文のフォントがどうしても受け付けなかった。

なんでなんだろうか。

アニメになった時のキャラクターの動きと絵は合っていると思ったし、その印象からではあのフォントも間違ってはいなさそうだ。でも。

 

なので絵本を買うのはあきらめた。でも、キャラクター商品もなんでもかんでもにリサとガスパール付けたらいいってもんじゃないよってツッコミたくなるくらい、マグカップやお皿などの食器から、マグネット、パズルにタオル、ぬいぐるみ。好きな方なら生活の見える部分に好きなキャラクターがいたら、楽しくなったりうれしくなったりするのかな。うーん、でもあんまり欲しいという気持ちが沸き起こらない。

 

でも、こう思うのも私だけなのかもしれない。だって需要があるから作られているだろうし。

キャラクター自体はかわいい。

あんまりキャラクターが書いてあるものを持つのが好きじゃないのかな、うーん。

 

リサとガスパール好きだし、キャラクター商品が悪いわけじゃないし、買って持っている人をどうこういいたいわけじゃないんです。

 

こう思い返しているのも、今日またリサとガスパールの原画展に行ったからだ。やっぱり原画から受けるリサとガスパールのつぶらな瞳、動き出しそうなほわほわ感は変わらずものすごくかわいい。でもやっぱり今日も絵本やグッズには触手が伸びない。

そうか、対象としている世代が違うのか。

腑に落ちた。そうか。

それは1つの答えだとしても、キャラクターが好きでも何でもかんでも好きってことはなくてもいいよね。いい。それも1つの考え方だと思う。

 

新しい絵本の中で東京の街をゆくリサとガスパール、すごくかわいかった。そしてプリクラを撮るリサのつぶらな瞳が今のプリクラ仕様におっきくなっていたのにはちょっとした衝撃もあった。

また原画展があれば見にいこうと思う。

 

私はリサとガスパールの原画が好きだ。

 

 

東京にて

いま、東京にいる。

 

そして予定が急になくなった。

 

この前提からしてこの事は日頃の私にはなかなか、めったに、全然起こらないことだ。まずもって私は京都在住である。

 

朝見たツイッターを思い出した。知り合いでもたぶん芸能人とかでもない、でもきっと好きなものが似ていそうでフォローしたらし返してくれた方のつぶやき。今日はシソンヌのライブがあるらしい。

 

シソンヌのライブ。

 

ライブといってもお笑いのコントライブだ。シソンヌはNHKのLIFEという番組で見たことはあっても、それ以上の知識はなかった。でも、なんだか、面白いのは間違いないって思った。

 

宿にチェックインし、電車を乗り継いで会場のある下北沢に向かう。

こういう時、特に慣れない東京では乗り換え案内のアプリが便利だ。きっとそれがなかったら、たどり着くまでに倍は時間がかかっていたかもしれない。ありがたいなー。東京はたくさんの路線があるから、どの線の、何行きに乗るか、どちらの出口から出たら目的地に近いのか、ほんと分からない。

やっと着いた下北沢でも、携帯でさっき調べた南口から出たら近いというのを頼りに、すぐに会場の本多劇場にたどり着けた。よかった。

 

当日券の列に並ぶ。もう10人以上は並んでいる。さっきツイッターで調べた当日券は10枚くらいという情報にそわそわする。買えるかな。

なんとか並んでいたら立見が買えた。立見だったが、舞台からはすごく近くてよかった。

 

お笑いのライブって、そういえば見に行ったことない。コントがどんどん、すごいスピードで進んでいく。合間に短い映像でつないであったけれど、さっきとは全然違うシチュエーション、全然違う服装。

早着替えをしてるのに、全然息も上がらず1分前とは全く違うキャラクターを演じているお二人にもびっくりした。プロってすごい。

コントというより演劇に近い感じもしたけれど、息をするのも苦しいくらいに笑ったり、演じられてる登場人物の濃さと面白さはやっぱりコントだった。

1つ1つのコントにすごく、すっと引き込まれていって、白々しさがない。もっともっと見たくなった。

次は前売り買って行こう。

 

 終わって、ツイッターでその知らないけれどフォローしあっている人にお礼を言った。話しかけるのは初めてだったけれど、その方は面白かったね〜、と普通に反応してくれた。

これからもその方とは特に変わらず、これまで通りだと思う。けれど、なんだか今回挨拶したことですこし繋がった気持ちがして、うれしくなった。

 

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先日、消してしまって、もー。となっていたのはこの文だ。なんとか、どんな風に書いていたか、話をどういう風に書き進めていたか思い出せた。でも、同じ出来事を書いているのにやっぱり所々表現が違ってくる。同じことなのになぁ。

でも、それが文章のおもしろさなのかもなと思った。

 

そして、この文は書き終えるまでに5回保存した。もうくやしい思いしたくない。